花粉症の薬の種類
- 抗ヒスタミン薬(内服):くしゃみ・鼻水・目のかゆみに効果的
- 鼻噴霧用ステロイド薬:鼻づまりに効果的。局所作用なので副作用が少ない
- ロイコトリエン受容体拮抗薬(内服):鼻づまりに有効。比較的眠気が少ない
- 目薬(抗アレルギー点眼薬):目のかゆみ・充血に使う
処方薬と市販薬の主な違い
有効成分・強さ
市販の花粉症薬にも処方薬と同じ有効成分を含むものが多くなってきました(スイッチOTC)。ただし、処方薬は症状の程度に合わせて薬の種類・用量を医師が選べるため、重症例では処方薬の方が合う場合があります。
スイッチOTCとは、かつて医師の処方箋が必要だった医療用成分が、副作用が少なく安全性が高いと認められ、ドラッグストア等で市販(OTC医薬品)でも購入可能になった医薬品です。
費用
市販薬は1箱500〜3,000円程度が多いですが、保険適用外です。処方薬は保険適用のため3割負担であれば診察料込みでも市販薬より安くなるケースもあります。
眠気の問題
近年の花粉症薬(第2世代抗ヒスタミン薬)は眠気が少ないものが多いです。運転をする職業の方や日中の集中力が必要な方は、眠気の少ない薬を選ぶことが特に重要です。処方薬であれば医師・薬剤師、OTC医薬品であれば薬剤師・登録販売者にライフスタイルを伝えて選んでもらうこともできます。
- 症状が軽い・初めて花粉症になった → まずは市販薬で試してみる
- 症状が重い・市販薬では効かなかった → 内科・耳鼻咽喉科・皮膚科を受診して処方してもらう
- 毎年シーズン中ずっと飲む・費用を抑えたい → 処方薬(特にジェネリック)の方がコスパが良い場合も
- 眠気を避けたい → 成分を確認して選ぶ(薬剤師に相談を)
早めの「初期療法」が効果的
花粉症の症状が本格化する2週間ほど前から薬を飲み始める「初期療法」は、シーズン中の症状を軽くする効果が期待できます。
この記事のポイント
- 軽症なら市販薬でも対応できる。成分を確認して選ぼう
- 重症・市販薬が効かない場合は受診して処方薬を
- 毎年シーズンを通して飲む場合は処方薬の方がコスパが良いことも
- 花粉シーズン前の「初期療法」で症状を軽くできる